スマートデバイス静岡支部オフミーティング
今日は浜松にてスマデバ静岡支部のオフ会です。これより向かいます。
1次会は駅近くのファミレスでお茶しながらモバイル談義。
taniKさんのiPhone5-iPad3-I'mWatchの組み合わせはある種理想かも知れませんね。
Kenさんの中国土産。ゲロゲロキーホルダーを頂戴しました。(実はこの後とんでもないプレゼントがw)
食事を楽しんだ後はジャンケン大会。今回はKenさんのN97、N8が景品!です。
N97は Xenoさんが、N8は私がゲットしました。Kenさん太っ腹!!
最後は恒例の集合写真。Kenさんが参加されるとNokia濃度が一気に上昇しますね(笑)
written by iHatenaSync
第二次東北行 4
被災地はどちらにおいても未だ復旧には程遠いと思っているのですが、特に原発事故の影響を受けている福島は深刻です。
今回立ち寄った南相馬市小高区がそうですが、常磐線以東は津波で、以西は建造物は残っているものの放射性物質の影響もあってゴーストタウンとなっております。見事に人の存在を感じません。
(画像提供元: http://s.webry.info/sp/ponpoconew.at.webry.info/201207/article_1.html )
本当に深刻です。街の復興に手をつけたくとも福島第一原発の事故が収束しない限り前に進むとはとても思えません。
先ずはそこからですが、一体何時になったら収束するのか? 地元では諦めと絶望感に苛まれていると思います。
線量計は車中においても未だに2〜3マイクロSvを指す中、その日が来るのが遠い未来のように思えてなりません。
兎にも角にも収束ありき。そこからでしか先が語れないように思います。
余談ですが、同行した豚児は往きの車中で「原発は今後も必要だ。経済発展には不可欠」と曰わっておりました。 (それについては私は反論はしませんでした)
が、現地を目の当たりにしてその考えに変化が生じたようです。
第二次東北行 3
一見すると復興、整備が進んでいるかのように見える被災地だけど、その実、深刻さは依然変わっていない。
復旧の度合いを示すデータはこちらをご覧頂きたいが…
http://www.nira.or.jp/pdf/1203report.pdf
・県外避難者数が、岩手県と福島県では再び増加
・住民の復興ニーズは、住環境や交通網の復旧、教育・医療・介護
環境の整備に関するものが高い
・交通網(鉄道)は改善が鈍い(というか手付かず)
・教育・医療環境は、施設の復旧が不十分ながらも進む一方、医師
数の減少がみられる
・当面の公共事業や各種の支援制度に支えられている
いくつか抜き出したが、これが現状そのもの。
後は数字では表し難い「空虚感」というものが漂っています。これは言葉でも表し難いのですが。
上記を一言で纏めると「街の再構築は一向に進んでいない」ということになるのだけど、それにはグラウンドデザインが定まっていないということに尽きると思います。
それは「旧市街地を再開発するのか? 新地(新天地)へ移行するのか?」ということですが、それが定まらないとインフラの整備も、住宅の開発も何も進んでいかないのでしょう。
その為にはやはり沿岸部の旧市街地の土地の買い上げを進めていかざるを得ないと思います。それにも時間を要することは確かだけど。
東北、特に三陸地方は漁業、食品加工業で成り立っている地域。報道ではさも復活を遂げているような錯覚を与えているが現実はまだまだ、緒についたばかりといった印象です。
漁業というと漁獲とばかり思いがちですが、実際はその大部分は加工されて消費地へ届けられる。完全な復活のためには、加工業を支える冷凍倉庫、そして肥料会社の復活も必要なのです。 (加工の際の内蔵物などの肥料化、これが相当な量となる。)
肥料会社の復活なしには食品加工業の復活はないと言われています。
多重な防潮堤の検討を含めて、「安心・安全」を担保しないと街の復活はありえません。ただ、その為にはいくつかの選択をしなければなりません。
もちろん、地元の方々が選択する権利を擁しておられるのだけれども、まだまだ時間を要するようです。数年規模での議論を経て行くものと思いますが、その間は国、他自治体、そして我々が支援していかざるを得ないでしょう。
資金の面ではもちろん税金の投入という形ですが、それには我々国民の厳しい目できちんと投入されるよう監視が必要です。
そして、最大の被災地「福島」ですが、こちらはまた例の別の要素がありますので、あらためて記したいと思います。
第二次東北行 2
<三陸地方>
昨年9月の時点ではめざましく復興を遂げていることが実感出来ましたが、それから1年経過した今回、道路の整備、瓦礫の撤去以外では変化を感じ取ることが出来ませんでした。
<福島第一原発周辺>
今回の東北行の目玉が、南相馬市への訪問です。
が、南相馬市小高区は本年4月16日に住民の立ち入りを禁止する「警戒区域」の指定が約1年ぶりに解除されたものの、今でも人の存在を感じ取ることが出来ません。ゴーストタウンと化しております。(小高区人口約1万3千人)
また、福島ICへ向かう途中かの有名な飯舘村を通過するのですが、飯舘村はその全域が、放射線量が年間積算20ミリシーベルトに達する怖れがあるとする「計画的避難区域」(より深刻な「警戒区域」の外側)に指定され、やはり人の存在がありません。(飯舘村人口約6千人)
また、それ故か、通過する車両は旧道にも関わらず100km前後で通過していきます。
福島原発の警戒区域に隣接する南相馬市小高区と遠く離れた飯舘村。その両者がともに廃墟と化する現実は福島原発事故の深刻さを物語っています。