第二次東北行 4


(画像は、相馬の新地火力発電所)

被災地はどちらにおいても未だ復旧には程遠いと思っているのですが、特に原発事故の影響を受けている福島は深刻です。
 
今回立ち寄った南相馬市小高区がそうですが、常磐線以東は津波で、以西は建造物は残っているものの放射性物質の影響もあってゴーストタウンとなっております。見事に人の存在を感じません。

(画像提供元: http://s.webry.info/sp/ponpoconew.at.webry.info/201207/article_1.html )
 
本当に深刻です。街の復興に手をつけたくとも福島第一原発の事故が収束しない限り前に進むとはとても思えません。
先ずはそこからですが、一体何時になったら収束するのか? 地元では諦めと絶望感に苛まれていると思います。
線量計は車中においても未だに2〜3マイクロSvを指す中、その日が来るのが遠い未来のように思えてなりません。
 
兎にも角にも収束ありき。そこからでしか先が語れないように思います。
 
余談ですが、同行した豚児は往きの車中で「原発は今後も必要だ。経済発展には不可欠」と曰わっておりました。 (それについては私は反論はしませんでした)
が、現地を目の当たりにしてその考えに変化が生じたようです。