復興支援と気遣い


ただ単に物資を送ればいい訳ではない、単に頑張れと声を掛ければいいものでもない…、これは前回の東北行で学んだことです。
 
つい「頑張れ!」「頑張って!」と声を掛けたくなるけれど、被災地の方々にとっては耳タコであり、虚無感の中では辛さに追い打ちを掛ける言葉でもあるようです。
 
前回の支援物資の外箱には「がんばってるね!」の一言が。そこには「もう十分頑張ってるね、頑張りすぎないでね、でも諦めないでね」の想いが。
確かにそれは自己満足にしか過ぎないけれど、お仕着せにならないギリギリのところまで気を遣ってるのです。
それをさらりとやってのける茶の聖人(やそのスタッフ)を尊敬しますね。
 
翻って自分はどうなんでしょう? そこまで気を遣ってるかな? 皆さんは如何ですか?
東北の被災地の方々、中でも福島の方々に対して非礼ある言動が見え隠れしている昨今、少しでも彼らの立場、気持ちになって考える必要があると思います。
 
言いたいことは一杯あるけれどそれが一番かな。
ネット上、否リアルでも心無い発言が散見されます。自戒の念を込めてここに書き記しました。