ムンバイ・テロの陰
BBCの記事を、出来れば先にご覧頂きたい。
「Officials quit over India attacks」
http://news.bbc.co.uk/2/hi/south_asia/7752625.stm
PCで見れない方の為に若干抜粋しますと‥‥
Three men walked into the cafe, drank beer, settled their bills and walked out.
Then they fished out guns from their bags and began firing.
They did not look Indian, they looked foreign. One of them, I thought,had blonde hair.
The other had a punkish hairstyle.
また、この件での米国の対応は早い。昨日、ライス国務長官がインドへ入り、「アルカイダの犯行の可能性がある」と表明。
http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200812030028.html
米にしてみれば、アルカイダでもパキスタンでも構わない訳でして、場合によっては印パ間が緊張してくれた方が良いと言わんばかりの対応です。
日本ではあまり報じられてませんが、オバマ次期大統領は平和主義者ではありません。
確かにイラク撤兵は公約に掲げましたが、同時にアフガニスタンへの増兵も主張(公約)しております。
彼は極めて現実主義者です。アフガニスタンを押さえる事は米の利権(天然ガス)に繋がると承知しています。
問題はこの先です。イスラエルがどこで絡んでくるのか?ということです。
イスラエル?とお思いの方は多いでしょうが、インドとイスラエルは軍事的に極めて密な関係であります。アジア地域においては、イスラエルはインドに対してより密接な関係を構築しようとやっきになっておりました。
インドとパキスタンは元来犬猿の仲。イスラエルは周辺アラブ・イスラム諸国と敵国状態。
一体どことどこのスイッチが入って、火種が起きるのか予断を許しません。
やはり、オバマ氏は就任早々重大な決断を迫られるのでしょうか?
おっと、その陰での中国と日本国内の不穏な動きもウォッチせねば。怪しいことこの上なしです。