Citroen 2CV・・というより仏車の合理性

右は在りし日のEternalガレージです。Citroen CX Familialeが鎮座ましましてましたw
先日ナイジェリアへ出稼ぎ?中のid:shamilさんと2CV談義となり、Eternalな私見をブログへ載せる約束しました。ご一読下さい。
 
  http://home.m04.itscom.net/sncf/exe_2.htmlより引用

フランス車は合理的
まずは合理的だということから考えてみたいです。この国の製品の合理主義は類を見ません。そしてその主義から生まれる発想もまた、徹底した合理主義を反映したものとなっています。ここでは、フランス車の設計のなかで最たるものといえる2CVを主な例に話を進めたいと思います。いろいろとオドロキの部分ばかりなので、すべて書ききれないけれど・・・。

右の写真はシトロエン2CVのシャーシ。この2CVというクルマ、フランス人でないと思いつかないほど、合理的な設計になっています。車輪のバネはなんと前後で引き合う(なので、車体は結果として水平に保たれる)、エンジンは部品点数が少なくて、簡潔なフラットツイン。でもアルミ製で、なんとガスケットなしで組み付けてある精度の高さ。車体は安普請でも、エンジンや脚回りには惜しげもなく技術や資金を投入しています。

まさしく指摘の通りで、戦前の設計ながら思想は現代にも通用します。
①軽量であること・・・590kg 今となってはもおビックリ。燃費にも走りにも寄与します
②大人4人がゆったり座れること・・・現代の水準でも快適です。その為にタイヤを四隅へ追いやる。自転車のアームのようなフレーム
③無類の直進安定性・・・自転車のアームのようなフレームが効いてますw 自転車が直進性高いのはご存知の通り
④フルフラットな床・・・今となっては当たり前でも、ここまでフラットは現代でも通用します。
 

その上快適な乗り心地を提供するのですから、Eternalのハートを鷲掴んだのもむべなるかなですw
足りなのはアメニティだけです(エアコン?良質なオーディオ?)