ヒロシマへと気持ちは寄せて

6日はご存知の通り広島へ原爆が投下された日ですね。
幾万もの御霊に対し心より哀悼の意を捧げます。

ここでは原爆の是非は問いません。
が、しかし残された、課された平和希求への想いは重く受け止めねばなりますまい。

最近になって昭和天皇A級戦犯合祀へのご発言メモの存在がクローズアップされております。
その真偽はともかく、特に軍部戦犯と呼ばれる方々の所業は非難に値するものと言わざるを得ません。
それはなぜでしょうか?
東条英樹首相を始めとする軍部は、「生きて虜囚の辱めを受けるべからず」と軍人勅語を通じて教育を行っておりました。
その彼らは「生きて虜囚の辱めを受けた」のです。
彼らの教えに従い、サイパンや硫黄島では幾千万もの若き先達が玉砕し、命を落としました。
それだけでも罪に値すると考えます。

ましてやヒロシマ、そしてナガサキ...
戦況を冷静に考えれば、ポツダム宣言を期限前に受け入れざるを得なかったものをあがき、あげくは幾十万もの市民を生贄に捧げる結果を導いてしまった責任が彼らにはあるのです。

歴史認識は確かに大切ですが、是非を論ずるよりも、結果責任を問い、再評価すべき時期に行うことにとどめる留めるべきではないでしょうか
それよりもヒロシマナガサキにおいて生贄となった方々の御霊に報いるべき行動を優先すべきではないでしょうか?
それは何か? 答えは「No more War」しかありえません。