南の国で思うこと
こうやって中央からどんどん離れて行くと、中央政府のバカさ加減がよくわかります。
もちろんこの島だって補助金や振興予算抜きには成り立ちません。が、結果増えているのはあくまで「箱モノ」であって、住民が本当に望んでいるモノはここ何十年と整備すらされていないよう気がします。
私見ですが、国家が国民に負う責務とは、「老後の保証」「医療の保証」「教育の保証」だと、この島にいると痛切に感じます。
この島は無論過疎地ですから、老年の方の比率が高いでしょう、でもそれは都会にいても同じです。
独りで暮らす老人は都会でも田舎でも大差はないでしょう。
最後は無論自己責任ですから、各々の責任で生涯をまっとうすべきですが、そうは行かないのが世の常です。
低所得で、身よりもない方、ましてや障害を抱える方々をなおざりにするような国家であってほしくはないものです。