東北関東震災に想う(東日本大震災?)

去る3月11日に発生した東北関東震災、この未曾有の危機を契機に社会全体が大きく舵を切りつつあります。
犠牲になられた方々の御霊に報いる為にも、その舵取りを誤らぬよう我々一人一人が意識して行動して行かねばならないと感じています。
 
本当の悲しみは、愛する我が子を失った母親、優しかった母を失った子・・・愛する家族・恋人・友人を一瞬にして失った方々の心の中に宿っています。
国内ではなかなか報道されない被災地の姿をご覧ください。ただし、ご遺体の画像多数につき覚悟のない方はリンクを踏まないでください。

 
その悲しさを踏まえた上で私の考えを述べさせて頂ければと思います。
 
<問題点>
1、ライフラインの復旧・・・・電気・ガス・通信・上下水道
2、交通、物流網の復旧・・・鉄道・道路・港湾
3、医療支援
4、学校教育の復旧
3、生活支援
 a) 緊急小口資金・・・当面の生活費、3年間無利子で原則10万円まで
 b) 義援金・・・日本赤十字へ1700億円(3月末現在)届く。早急な配分が求められる
 c) 生活再建支援金・・・家が全壊したり、長期避難を強いられたりした世帯を対象に、最高で300万円が支給。ただし残高500億円程度。
 
ざっと挙げただけでもこれだけの項目は挙げられます。
特に上下水道の復旧は、衛生に直結するだけに早急な対応が求められています。
そして何より生活支援。御託を並べずに、一律支給するくらいの覚悟で迅速に行うことが肝要です。現状を鑑みるとその対応の遅さに絶望的になります。
 
特に住宅の再建と自動車の買い替えは必至で結果的に住宅ローンの二重債務、自動車ローンの二重債務は避けられませんので、減免措置含めて早急な対応が求められます。
 
せめて税金ではない我々の義援金くらいは迅速に配分すべきだと思いますが、如何でしょう?
 
無論、世間の注目は原発問題に注がれていますが、原発問題は「東電への求償」が可能です。
が、岩手や宮城の被災地の方々は天を恨むのみです。言葉は悪いのですが「施しが必要」なのです。猶予はありません、早急に手続きを進めることと、それに伴い特措法が必要であれば迅速な立法化が必要となります。
のんびりしている時間はないのです。
 
彼らを切り捨てるようなことがあれば、絶対に許さないという覚悟で行政に物申す必要があります。
切り捨てる・・・と言えば福島・・・・、いずれ福島の原発問題を中心に述べさせて頂きます。