普天間問題から脱却し半島情勢へと軸足を!

天安号沈没事件はその真偽はさておき「北朝鮮犯行」へと導かれるでしょう。(私も北の犯行有力説です)
 
ところが、天安の沈没現場の近くの海域に、米軍の潜水艦とおぼしき巨大な物体が沈没しており、韓国軍の潜水隊などが捜索にあたっていたことは、日本ではほとんど報じられていません。
初耳の方も多いとは思います。日本でも最近になって一部報じられてはおりますが、韓国(天安)、そして米軍潜水艦(コロンビア)の2隻があの海域で沈んでいるのです。
  http://www.jajuminbo.net/sub_read.html?uid=5838
 
では、なぜ大々的に報じようとしないのでしょう? 米韓にとって不幸な事件ではありますが、恰好の材料ですのに…。
その答えはコロンビアにあります。間違いなくコロンビアは核を搭載しておりました。それが明るみに出れば米国としては苦境に立たされる。(北だけでなく中国の反発も必至ですから)
そこでなんとしてでもその事実を秘匿しなければなりません。そこで韓国エリート潜水隊を派遣させ、条件の整わない中 有能な兵士は落命いたしました。
  http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=127778&servcode=100§code=110
 
で、ここに来て半島情勢は更に緊張を高めております。
先日の金正日の北京訪問で、天安に関する釈明と大規模支援を中国側へ要請したと報じられておりました。
が、中国 温家宝首相はこれをバッサリと断った模様。
  http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20100517-OYT1T00830.htm
 
これらをどう捉えるか? 私は太平洋戦争前夜を想起しましたけどね。
もはや金正日ですらも軍部を抑え込むことは難しくなって来ている筈です。
15日も北と韓国でひと騒動ありましたし、火種は十分に大きくなってきております。
後は20日の韓国の「天安号事件調査報告」が"北を名指し”することになれば韓国世論も黙ってはいないでしょう。
 
日本は対岸の火事ではありませんよ。数年来主張しておりますが、有事で標的となるのは我が日本です。
北と韓国は同胞ですよ。喧嘩はしてもトドメは差さないと思っています。
恰好の標的は日本ではないでしょうか?
もちろん金正日はしたたかですからその可能性は低いでしょう。ですが「暴発」は起こりうる筈です。
いま一番怖いのは「暴発」です。その一撃が日本を襲わないという保証はどこにあるというのでしょうか?
 
先日の平野官房長官へのインタビューは失笑を通り越して怒りの対象でした。
記者が「日韓外相会談で”危機”について協議するのですか?」と質問したところ、平野氏は「危機? 辺野古のことですか?」と返し、”天安”のことが頭の片隅にも無いことを露呈。
もうね、辺野古辺野古…、辺野古は確かに大事な問題ですが、基地問題は有事に備えての話です。
ですが、今まさに有事前夜の局面。基地問題を棚上げしてでも、有事回避に取り組まなければなりません。
仮に回避出来ないのであれば、次は国民、国土を守る手段を取らなければなりません。
まさか、国防まで「自主自衛をせよ」と仰せではないでしょうね?ポッポ鳩山さん!!!(怒)