東日本震災

第二次東北行 4

(画像は、相馬の新地火力発電所)被災地はどちらにおいても未だ復旧には程遠いと思っているのですが、特に原発事故の影響を受けている福島は深刻です。 今回立ち寄った南相馬市小高区がそうですが、常磐線以東は津波で、以西は建造物は残っているものの放射性…

第二次東北行 3

一見すると復興、整備が進んでいるかのように見える被災地だけど、その実、深刻さは依然変わっていない。 復旧の度合いを示すデータはこちらをご覧頂きたいが… http://www.nira.or.jp/pdf/1203report.pdf ・県外避難者数が、岩手県と福島県では再び増加 ・住…

第二次東北行 2

<三陸地方> 昨年9月の時点ではめざましく復興を遂げていることが実感出来ましたが、それから1年経過した今回、道路の整備、瓦礫の撤去以外では変化を感じ取ることが出来ませんでした。 <福島第一原発周辺> 今回の東北行の目玉が、南相馬市への訪問です。…

第二次東北行 ーかつて訪ねた場所へー

早朝スタートで先ずは石巻〜女川へ 南三陸町 気仙沼〜陸前高田〜大船渡〜釜石 <メモ書き> ・瓦礫を活用して地盤沈下区域を埋め立てる ・瓦礫を活用して海外線に防潮堤を作る ・その内側には幹線道路 ・そして、役所、公共施設、商業ビル、公営住宅はその内…

頑張ってるね、東北!

最後になりましたが、震災後お世話になりました方々へあらためて感謝の意を表したいと思います。 お疲れ様でした、そしてありがとうございました。良い正月をお迎えください。

復興支援と気遣い

ただ単に物資を送ればいい訳ではない、単に頑張れと声を掛ければいいものでもない…、これは前回の東北行で学んだことです。 つい「頑張れ!」「頑張って!」と声を掛けたくなるけれど、被災地の方々にとっては耳タコであり、虚無感の中では辛さに追い打ちを…

東北巡行 〜東日本震災被災地を巡って〜 後記 その2

前回(http://d.hatena.ne.jp/eternal7786/20110911)の続きです。 3、被災地が抱える現実 各所でヒアリングしたお話をいくつかご紹介いたします。残念ながらTVや新聞では報道されないことであります。 ・避難所での強姦?や盗難、喧嘩など数多く存在する(…

東北巡行 〜東日本震災被災地を巡って〜 後記

今回、福島−宮城−岩手(三陸)の被災地を巡って己なりに感じたことを纏めてみます。 1、原発の是非 これに関しては震災以降は一貫しているのですが、個人的には廃止、廃炉の前提が望ましいと考えます。必要性を認めつつも「リスクの方が大きい」ことが計ら…

帰路へ

聖人と運転代わって、キャビンで仮眠。

陸前高田なう

今回、被災地の方々が口を揃えて言うのは「たかたは酷いねぇ」。確かに…何も言葉が出ないですね。 沿岸の球場だって最早海の中。相当地盤は沈下してます。 女川の数倍もの広さの土地ですが、街の痕跡すら残ってないのですよ。 遠く微かに確認出来るのが唯一…

越喜来なう

聖人ゆかりの地へ。 海面と堤防が同じ高さ。 ×の着いた船は処分を待つのか。

釜石なう

釜石と言えば鉄の街。新日鉄を正面にして。ここは無事にも見える。 沿岸市街地は言わずもがな。ただ、ただ、嘆息。 あるラインを、境に天と地と。 釜石湾を見守る釜石大観音。お参りして参りました。

気仙沼なう

形はあれども… このマークは、「危険、立ち入り禁止」なのか? 気仙沼港。復旧は遠い。 どーんと鎮座まします大型船。 線路は赤く錆びて、その復旧の遠さを物語ります。 気仙沼市街地を望む。 住宅が残ってるって? とんでもない住める状態ではなく、ゴース…

南三陸町なう

防災センター。女性職員が最後まで防災無線放送を行ったことで有名なところ。 ここで二十名の職員が落命。手を合わせるのみ。 なあんも残ってません。 営業中。そうだよね、それでも生きていくんだもの。 避難所へ訪問。色んな話を聞かせて頂いた。感謝。 避…

雄勝なう

雄勝は更に小さな町です。ここに人が暮らしていたことが信じられない様相を呈しています。 避難所も二軒確認しました。

女川なう

女川は街が根こそぎさらわれた感じです。でもその映像は今まで何度も確認してました。TVやYoutubeでそれこそ何度も。 でも、でも、違うんです。正直、言葉を失いました。女川のシンボルだった「マリンパル女川」 高台の女川町立病院。そこは無事。 私同様茫…

石巻なう

石巻の沿岸部の被害は甚大です。が、駅前を中心に市街地はそれでも傷は浅いようにも感じます。 「うわぁ、これは想像を絶する地獄絵図だ」と思ってました。そう女川や雄勝を訪ねる前は…判りづらいでしょうが、中央に大型漁船が打ち上げられています。 小型漁…

多賀城、塩釜なう

到る所で他都道府県警察の方のお姿を見かけます。応援に来てらっしゃるそうです。 交通管制システムが復旧していないので、手旗信号隊として活躍されているそうです。 ちなみに撮影してましたら中で休憩されていた警察官が出てらして「ドアを閉めてるところ…

郡山なう

郡山の市街地はまだまだ震災の傷痕を引き摺っております。 街中のビルは崩れ落ち解体を待つものも数多く存在します。 空き地が目立つのは既に解体作業が進んだ証でしょう。そんな中、色々な方とお話を伺う機会を得ることが出来ました。 その一部を抜粋してご…

用賀PAなう